風邪をひきやすい人はほぼ間違いなく〇〇不足?!

これからどんどん寒くなってまいります。
寒さに伴って多くなってくるのが『風邪』

そんな風邪をひきやすい方には、ある共通点があるのです。

それは…

『圧倒的タンパク質不足』

今回はそんな『風邪ひきさん』と『タンパク質不足』の関係性についてお話ししていきます!

そもそもなぜ人は風邪をひくのか?

風邪の症状はどんなものがあるでしょうか?

・発熱
・頭痛
・嘔吐
・冷や汗
・だるみ

…etc

色々ありますよね。

基本的にこれらの症状は、身体にとって有害である『外部からの侵入者』を排除するための反応になります。
この侵入者というのが『ウイルス』『バイ菌』『毒素』などになります。

なので大前提、風邪を引いてしまった時に出てくるこれらの症状は、決して悪ではないということになります。

なぜなら身体を守るために出てきているのですから。

ですが、これらの症状がいつまでも長引いたり、強く出たりしてしまう時があります。
この場合はもしかすると、身体を守るための『免疫システム』が上手に働いていない可能性が高いです!

そのワケは様々ありますが…
一つ大きな理由としては、圧倒的な『タンパク質不足』が考えられます!

タンパク質が足りないとなぜ風邪をひきやすくなる?

タンパク質は三大栄養素の一つであり、水分を除いて最も多く身体に分布する栄養素です。

しかもタンパク質は
身体が持つ免疫システムの 主要な材料でもあります!

タンパク質が担う免疫の役割
・抗体の産生
抗体は身体にとって異物なものを見つけて結合するタンパク質です。これによって他の免疫細胞が働き出す目印となります。

・免疫細胞の増加
抗体が見つけ出した異物に対し、戦うための細胞をタンパク質があることで増加させることができます。

・免疫反応を引き起こす。
正常な免疫反応を引き起こすためには、サイトカインという免疫や炎症などを調節する物質が必要になりますが、それにはタンパク質の力が必要になります。

なので普段からしっかりと
お肉やお魚などでタンパク質を摂取することが、風邪予防にとって非常に重要になってきます。

タンパク質は何で摂れる?

風邪予防にタンパク質が必要なのはわかっていただけたと思います!
ただ、具体的にどういうものを摂ればいいのでしょうか?
高タンパク食材をざっくり紹介します!

肉類
・鶏むね肉 100g中約20g
・鶏もも肉 100g中約17g
・鶏ささみ 100g中約23g
・豚ロース 100g中約22g
・豚バラ肉 100g中約14g
・豚ヒレ肉 100g中約21g
・牛肩肉 100g中約18g
・牛ひれ肉 100g中約20g
・牛肩ロース 100g中約18g
・ラム肩肉 100g中約17.1g
・イノシシ 100g中約18.8g
・馬肉 100g中約20.1g

※肉類は「脂身あり」か「赤身」かで含有量が前後します。 「赤身」の方が含有量は高いです。

魚類と魚介類
・黒マグロ 100g中約23g
・鮭 100g中約22g
・さば 100g中約20.6g
・さわら 100g中約20.1g
・さんま 100g中約18.1g
・しらす 100g中約15g
・ししゃも 100g中約21g
・カツオ 100g中約25.8g
・うなぎ 100g中約17.1g
・かんぱち 100g中約21g
・ほっけ 100g中約20.6g
・カニ 500g中約67.5g
・するめいか 100g中約17.9g
・やりいか 100g中約17.6g
・ほたるいか 100g中約11.8g
・たこ 50g中約8.2g
・あさり 100g中約6g
・牡蠣 100g中約6.9g
・しじみ 100g中約7.5g
・ホタテ 100g中約13.5g
その他
・卵 50g(1個)中6.5g
・だし巻き卵 100g中11.2g
・牛乳 200g中6.6g
・カマンベールチーズ 60g中11.5g
・プレーンヨーグルト(全脂無糖) 100g中3.6g
・厚揚げ 100g中10.7g
・油揚げ 100g中23.4g
・絹ごし豆腐 150g中(一丁)8g
・木綿豆腐 150g中(一丁)10.5g
・高野豆腐 60g中30.3g
・無調整豆乳 200g中7.2g
・納豆 50g中(1パック)8.3g
・アーモンド 20g中(20粒)3.9g
・くるみ 20g中(7粒)2.9g
・カシューナッツ 20g中(16粒)4g
・ヘーゼルナッツ 20g中(13粒)2.7g
・マカダミアナッツ 20g中(10粒)1.7g
・落花生 20g中(15粒)5.3g
・ピスタチオ 20g中(13粒)3.5g
・ごま 5g中1g

1日に『体重×1.5〜2g』を摂れると理想です!
上記の食材に含まれるタンパク質量を目安に、積極的に摂ってみてくださいね😊

※体重50kgの方であれば、1日に75g〜100g必要

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終わりに

いかがでしたか?
今回は風邪とタンパク質についてお話ししていきました。
寒い時期は暖房がかかっているところとの寒暖差などでも体調を崩しやすくなります。

しっかりタンパク質を摂取して、元気に寒さを乗り越えていきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

上原新

小学校からトランペットを始め、20歳まで音楽にのめり込んでいた。音楽系専門学校を卒業し、介護の世界へ。介護福祉士として約7年の勤務の中で『予防の大切さ』を重く実感し、筋肉チューニングサロンUROOMのセラピストへ転身。施術だけでなく、栄養や運動の観点から本質的な不調改善を目指し、日々施術を行なっている。世界の人々が命を終える最期まで自分の足で歩ける『ピンピンコロリ』の世界へ。